糖質・炭水化物INFORMATION 美味しく糖尿病

糖質や炭水化物の量を意識して毎日生活中。その情報や日常生活を記録するブログ。自分・家族・仲間・大切な人のために、糖尿病・糖尿病予備軍・糖尿病予防中でも美味しく食べたい、食べて欲しいと料理を頑張る誰かの力になれれば。。広島県福山市・府中市から発信。外食もお出かけもいきます♪

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大きな決断!病院変更・主治医の変更!1型糖尿病の私は福山市から岡山市に通院することに決めた!


2017年私の最初の、大きな決断、完了!
1型糖尿病と診断をうけ、2年間通った福山市の家から近い総合病院から、岡山市内の総合病院に変更することになった。

年末にチラッとかいた、2017年には病院を変えなければならなくなりそうという話が現実に!
【私の過去記事 病院変更が必要になりそうなわけ】

 

福山市の他の病院が、選択肢としてダメと判断したから、岡山市ということではない。
ダメも良いも、福山市の病院のリアルな情報が、全く集められなかったというのが真実。
私が福山市内にいる同じ病気の人と出会える機会がないまま過ごしてきたので、今の時点では福山に他の病院について相談できる人がいなかったという事。

 

 

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なので、まずは岡山の病院に通ってみることにした。
時間帯によるけれども、家から高速を利用して1時間~1時間半の距離
なぜ岡山かというと、岡山で開催されている1型糖尿病の会にたまに参加をさせてもらっていて。
【私の過去記事 WA!の会 岡山1型糖尿病の会に参加した記事】


この会に参加したときに、患者の皆さんに病院変更や主治医の変更をどうしたらいいかと相談したところ。
私が細かく数値を把握してもらいたいタイプなのかとか、新しい治療に対して受け入れるタイプか、自由にさせてほしいタイプなのかとか、色々質問をされて。
1型歴が長い患者さんも多いので、私のタイプにあいそうな岡山の何人かの先生の名前を教えていただきました♪
(希望の先生に紹介状を書いてもらえるのかどうかもわからなかったので)

 

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さっそく年明けの1/5に新しい先生のところに行ってきた!
今までの先生(Ⅰ型糖尿病の先生ではない)がとても丁寧に紹介状や、今までのデーターを準備してくださってそうで。
本当に感謝
この福山での先生が居なかったら、精神的に結構ダメージもあったかかも。
ほんわりとした、ドクターコトーのような先生が、毎月お話を聞いてくたさって、前向きにⅠ型糖尿病と向き合えたのかなと思う。
モチベーションをキープできるかどうか、これって血糖値的にもとても重要。
これからは、技術的な専門的なことを、岡山の新しい主治医の先生から教えていただいていきたい(^^)

新しい岡山の主治医の先生とは、旦那と私と話を聞いてきた。
今までと大きく変更になるのは、カーボカウントを始めるという事。


カーボカウントについて●
今までは食事前の超速効型のインスリン(ノボラピッド)の量が決まっていて、それに合わせて食事を準備する感じだったけれど。(食事に合わせて自由度は1単位~2単位はあった)
カーボカウントは、その食事のカーボ(炭水化物量)に合わせて、自分で計算をし、インスリンの量を毎回決めてから打つという方法。
カーボカウントをいつかやりたいと思っていたので、東京で開催されたカーボカウントセミナーにいってみたり、本を読んでみたりしていたこと。
退院してからずっと、家でのご飯は炭水化物量を測定したり、把握しようとする習慣があったこと。
アプリに血糖値や食事を記録する習慣があったこと。
これらがあったからなのかは、わからないけれど(笑)
とにかく念願のにカーボカウントはすぐにスタートとなった。
(まだまだ、色々な必要数値が確定しきれていなくて、血糖値が乱高下していますが笑。でも新しい取り組みに、ワクワクしています♪♪)

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●基礎インスリン レベミルについて●
24時間の血糖値を記録する、CGM (持続的血糖測定)の結果をみてもらい。
基礎インスリンは変更なしで良いのではないかということに。
(↑みたいな機械をおなかにつけて、6日間かな?過ごしてデータをとる)

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●摂取炭水化物量について●
今までなんとなく、1食50g以下にしていた私(指定されたインスリン量には、これくらいの糖質量で血糖値が安定していた)
新しい主治医の先生的には、エネルギー切れになりませんか?
1食炭水化物量を70g~80gくらいを目標にしてみてくださいと。
で、体重が増えて行くようなら、その時にまた考えましょうということに。
単純に打つインシュリン量ががっつり増えるので、体重増の予感がするが(笑)
まずは、言われた通りに炭水化物量を只今増量中。

 

●Ⅰ型糖尿病の分類について●
今までの診断では、自己分泌の自己インスリンが少し残っていることもあり、「緩徐進行型」かなぁ、と言われていましたが。
新しい先生的には「急性発症型」で、はやい段階で適切なインスリン治療が行われたから、自己分泌のインスリンがまだ残っているって可能性のほうが、高いかもって話でした。
まぁ、緩徐進行型でも急性発症でも・・・・・、私にとっては治療は一緒っていう感覚で、どちらでも良いですが(笑)
この2つの違いの見極めは、なかなか難しいそうです。
1型糖尿病は、発症の様式が3つに分類されています。

 


 1型糖尿病の治療マニュアルより抜粋

1型糖尿病の臨床的分類
 1型糖尿病は、発症の様式によって、①劇症、②急性発症、③緩徐進行に分類されます。①劇症1型糖尿病は日単位できわめて急激にβ細胞が破壊されて起こる糖尿病、②急性発症1型糖尿病は週もしくは月単位でβ細胞が破壊されて起こる糖尿病、③緩徐進行1型糖尿病は発症時にはβ細胞はかなり残っており、年単位で破壊が進行する1型糖尿病です。いずれのタイプであっても、大部分は経過とともに膵島β細胞破壊が進行し、インスリン依存(生命維持のためにインスリン注射を必要とする状態)に至ります。


 

 ●インスリンポンプについて●

ポンプを使うかどうかってことはともかく。
どこかのタイミングで、ポンプも経験してみましょう話もでた。
すぐのすぐの話ではないけれど、ポンプも注射も知った上で、どちらを選択するか決めましょうと。
福山の病院では、ポンプは血糖コントロールが全然できないときにでも、って話だったから。
今のところポンプ知識がとても弱いので、インスリンポンプの知識も付けていきたい

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私は、飲み薬を飲んでいるわけではない。
ただひたすら、日々コツコツと血糖値を測定し、毎日毎日、1日に何回もインスリンを注射する。
健康な人と同じような血糖値のグラフになるように、インスリン注射の量を調整して血糖値を調整する、という作業をこなしながら過ごす365日。
今現在のところは治療法がないので(私は医療技術の進歩にかなり期待をしている、ips細胞とか)、今より良くなることはないと言われ、今をキープするために、それをずっと継続するのが現実。

文字にすると、イチイチ測定とか注射とかめんどくさそうな日常だが(笑)、これさえすれば、結構今のところ普通っぽい日常を、自由に楽しく過ごしているのだから、良しとしようと思っている(笑)


主治医の診察は、血液検査のデータをみてもらい、特に何か変化がない限りは聴診器をあてられることもない。
1か月自分で測定してきた血糖値のデータや食事、インスリン量を見ながら、色々な疑問をぶつけたり、先生から質問があったりしながら、次のインスリンの量や、治療方針を決めていく。
そんな感じだから、少しでもいい状態をキープできるように、色々と1型の事を知っている先生とお話ができる状況になるのは嬉しい♪♪

2017年の私の最初の大きな決断は。
ステキな先生との出会いとなりました(^^)
これからが、とても楽しみ♪♪
神様、ありがとうございます♪♪
そして、今までの福山の先生に家の近くで診てもらっていたことも、たぶん私には必要なことだった。
先生に精神的に安定状態をキープしてもらいながら、知識を自分で調べたりしてつけていったことも、何一つ無駄にはなっておらず。
今、岡山に通うことになって、必要な知識となっている。
先生、本当にありがとうございました!!!!